グレーゾーンと診断された人間
前回の記事で私がグレーゾーン診断されたことは書きましたが、一体何がつらいのかを今回書いていこうと思います。
やはり一番につらいのは自分自身の心境ですね。
診断結果を告げられた時に、やはりショックを受けましたね。
当時中1でしたからそんなに気にしてなかったんですが、やはり少なからずショックは受けましたね。
まあその当時学校にもそんな行けてなかったんで、普通ではないのはわかっていたんですが、診断結果を聞いて、ショックをうけた反面、正直普通じゃないといわれたことで少し楽になったのを覚えています。
自分で分かっていることで、逃げ道ができてうれしかったんでしょう。
けどつらいのは社会に出てからでした。
やはり普通の人と比べてもどこかずれていて、それで怒られて、、、
障害者じゃないので、なかなか理解されないのが多いんですよね。
周りはそんなの知らないんですから、伝えてもそもそもグレーゾーンがなんなのかわからない人が多いですね。
わからない人のために簡単に書きますと、グレーゾーンは発達障害ではないものの、その特性を持ちながら基準を満たしていない人のことです。
発達障害の人に比べると症状が軽いため、なかなか気付かないことが多く、大人になってから初めて発覚する人も少なくありません。
私の場合、ASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向があると診断されました。
幸い知的障害はなかったのですが、だからこそ軽度のグレーゾーンであっても、他社と違いを理解できるため、余計につらいといわれました。
2つ目は親の反応ですね。
診断されたとき、親もほっとしてたのを覚えています。
もともと学校にも行けてなく、診断を受ける前は親に車に乗せられて無理に連れていかれたのを覚えています。
それでも行けず車で帰ることになると、帰りに母親に、「生きてて楽しい?」「このままぶつけて死んでやる!」と言われ車をすごいスピードでぶつけられそうになったのを覚えています。
7年以上たった今でもすごいトラウマです。絶対にやってはいけないです。
こんなこともあり、母親も追い込まれ、自分もこんな原因を作っている自覚があるため、どんどん追い込まれ自殺未遂もたびたび。
そんな時に、母親から病院に行こうといわれ、診断されました。
診断を聞いたときに、やっと原因がはっきりして安心しました。
帰りの車の中で親に謝られたのを覚えています。
それから親もそういった本を読み理解をしてくれるようになり、その結果高校に無事通えることになりました。
ごちゃごちゃ書いてわかりにくいですけど最終的に私が伝えたいことは、不登校なり自分がほかの人と違うと思っている人はぜひ病院に行き診断を受けてみてください。
発達障害やグレーゾーンと診断されることは、確かにつらいです。
でもなにも知らないよりはきちんと自分のことを知って、理解しようとすれば、少なくとも気持ちはなにも知らないよりは楽にはなります。
診断を受けて、自分が得意なこと、不得意なことを理解し、それにあった生き方を探すほうが楽だと思います。